理事長所信

「こころ 通い合う心(とも)であれ」
~日本人の誇りあるこころの確立とゆるぎない絆の構築~

第57代理事長 中島 欣子

中島理事長

  • 「こころを込めてはじまる」
  • 東日本大震災において各国から評されたように、かつて日本人の「こころ」とは、思いやりと相互扶助に現れた、真っ直ぐ、清らかで豊かなものではなかったでしょうか。しかし、今の日本人のこころは、その大切な「こころ」を失いかけていると感じます。今の我々が取り戻し、大切にすべき「こころ」とは、深く、優しいおもいやりのある、日本人の誇りある「こころ」です。その「こころ」を先頭に立ち、後世へ伝え、拡げて行く事は我々青年世代の使命です。何かに夢中になり、苦しみ、喜び、挫折を知り様々な経験を重ねる事によって、深く、優しい思いやりある「こころ」に気づき、行動することが地域、ひいては日本の明るい未来の構築へと繋がります。 「こころ」を磨き、我々の運動が今という時間の中で、未来の地域を豊かなものになるよう、「こころ」でJC運動を展開すべきなのです。

  • 「故郷を創造するこころ」
  • 現在を担う(社)直方青年会議所の目的として、明るい豊かな社会の創造があります。 近年、地域社会の崩壊、規律の緩み、大人世代への不信感が表面化し、日本の各世代・地域が未来への不安を抱いています。この不安を打開し明るい豊かな社会の為に我々、青年世代が日本の精神や文化から、「こころ」を伝え、育てていく事は大切な使命です。  毎年継続して開催してきたJCまつりは第10回を迎え、地域に定着してきました。しかし、もっと多くの方々を巻き込み、本来のこのまちの良さや文化に気づき、活気と地域性あるJCまつりにしていく必要があります。その為には、まず今まで展開してきたJCまつりを検証し、再確認を行います。そのうえで、地域の「こころ」を集め、共有し、感動する事を目指し、多くの方々とふれあい、地域に「こころ」溢れ、「こころ」躍るJCまつりを開催します。 豊かな故郷を創造する為には、この故郷を誇れる「こころ」が必要です。この故郷で様々な経験を重ね、自らの「こころ」を育てる機会が必要であり、その為に我々は、この故郷を支えてきた方達と活動・運動を共にし、子ども達が故郷を想う「こころ」を育てます。 また、今の故郷に何が必要かを考え、地域の方々の多くの想いや声を聞き、議論し合い、共に元気ある故郷を創っていくまちづくりへと繋げます。 豊かな自然は豊かな「こころ」を育みます。故郷の宝である遠賀川とその自然は、環境の変化により、本来の姿を今は残しているとはいえません。我々が未来への宝として共存していく自然のあるべき姿を考え、小さな活動・運動から遠賀川をシンボルにした故郷に学ぶ「こころ」を実践します。 これまで直方青年会議所が取り組んできた地域共育を充実させる為にも、多くの地域の方々と活動・運動を共にし「こころ」の通い合う故郷の創造へ邁進します。

  • 「ゆるぎない絆を創るこころ」
  •  人と人との深い絆を考えた時、それは、こころの通じ合いと考えます。 これまで北釜山青年会議所と深い絆を創り、互いの中で生まれた「こころ」が活動・運動を支えてきました。本年度、姉妹締結40周年の節目を迎えるにあたり、諸先輩方と共に築いてきた絆を更に強く、永続していく為に、両青年会議所の「こころ」を合わせ運動を共に展開します。 互いの国の問題点や課題などについて、真剣に議論し考え、向き合って行く事がより強い絆を深め、新たな国際交流の「こころ」を創造します。更に合同事業では、子ども達が環境の違った友人と触れ合う経験を通じて、故郷ではできない感受性を養い、互いの中で自分や仲間を思いやる、絆ある「こころ」づくりをします。その為にも、“ありがとう”という謙虚な「こころ」“ごめんなさい”という素直な「こころ」を育みます。  これらの事が、ゆるぎない絆ある「心(とも)」を創ります。  

  • 「尊敬されるこころ 導くこころの育成」
  • 現在の青年世代に、自立心の薄れを感じます。失敗を恐れ、挑戦するこころを失いつつあるのではないでしょうか。己の戦場で味方を探すのではなく、自らの判断による、自らの行動、そして実行するプロセス、その中での失敗と挫折から学ぶ事が、後に豊かな糧になり、強い自立心が育ちます。この経験は人を認め、敬い、思いやる「こころ」を創ります。この事を念頭におき、我々は地域を代表する青年経済人としてまた、地域のリーダーになるべきことを常に考え、率先し学ぶ姿勢を示していく事が必要です。その為には、組織力や人間力を高揚させ、充実させる為にもリーダーシップを実践する場を創ります。その事が今後の例会や様々な会議に向かう実践力・挑戦力・発言力・高い志を身に付ける事となり、JAYCEEの自立心を確立していきます。 また我々の活動や運動を広報誌(先駆)、ホームページを通し、参加頂いた方々の声をのせて「こころ」を届けます。その「こころ」に触れる事で更に故郷を明るく豊かな「こころ」へと導くのです。 小さな自分磨きを通して、自立心を育て、挑戦力・実践力を身に付ける事で、会員同志のゆるぎない絆を創り、故郷を導いていくJAYCEEを創ります。

  • 「こころの繋がりが組織の拡大へ」
  • 組織の力は数とは比例しませんが、組織力・人間力を磨く、「こころ」の成長の過程において刺激の数は左右されます。ゆえに会員拡大は必要不可欠です。多くの人と組織の中で、切磋琢磨する事は、新しい視点と「こころ」が新たな運動のアイデアを生むと共に、会員の視野を広げ、JC運動の力となり力強い社会、豊かな故郷を創ることに必ず寄与します。 多くの出会いをする為にも、会員一人ひとりの意識を高め、草の根運動・声掛け活動を続けます。その中で共感する「こころ」に出会い、組織の魅力を確認し合い、「心(とも)」の繋がりと連帯による組織づくりを行います。

  • 「公のこころの為に」
  •  我が国の精神文化は、思いやりや利他といった言葉に表せる公の「こころ」を育んできました。我々は、会員総意のもと、この組織を公の「こころ」を発揮する場と位置付け、公益社団法人格への移行に向けて、勉強会を重ね様々な角度から学んで来ました。本年度は、公益社団法人格を必ず取得するという強い意志を持ち、公の為に臨む覚悟のもと、取得への道を確実なものとします。

  • 「終わりに」
  • こころが共に通えば、逆境に立ち苦しむ事があれ、互いを想い、手を伸ばし
    こころが共に通えば、会わずとも、信じあう絆が深まり
    こころが共に通えば、自分ひとりではないと気付く。
    その、こころを通わす為に、何度も涙を流し、喜び、果敢に挑戦する。
    そんな「心(とも)」を故郷の誇りとし、深く優しいおもいやり溢れる故郷の「こころ」を創造し誇り高き日本の未来へと繋げる。
    その為にも「こころ通い合う心(とも)であれ」

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