
日本の青年会議所は1949年、戦後まもなく国の復興を目指し「新日本の再建は我々青年の責務である。今日の日本の実情は極めて苦難に満ちている。この苦難を打開し、その任務の大半を負っている我々青年はあらゆる機会をとらえて互いに団結し自らの修養に努めなければならぬと信ずる。」との志をもった48名の青年が東京青年商工会議所を立ち上げたのが始まりです。そして現在、各地で志を同じくする4万人を越えるJAYCEEが日々「明るい豊かな社会」を目指し活動しています。
そして、1955年、この地域でも「友情・修練・社会奉仕」を目標に掲げ情熱溢れる青年たちが、直方青年会議所を誕生させたのです。その後52年間、JC三信条のもと英知と勇気と情熱をもって様々なJC運動を続けてきました。我々は、その脈々と受け継がれてきた創始の精神に学び、更に自己を成長させていかなくてはなりません。どんなプロ選手でも、「心・技・体」全てをバランス良く兼ね備えることで更に素晴らしい選手となるのではないでしょうか。決して技術ばかりを探求するのではなく、その前提に心と体の基礎があるからこそ技術が活かせるのです。
我々も更に自己を磨き、一人ひとりが魅力あるJAYCEEとならなくてはいけません。そして、その集団である魅力あるJCが、この地域を更に魅力あるまちへと導いていくのです。

我々青年は、常に向上心を持つことで、まわりの人や物事などから多くのことを学び、自己を成長させていくことができると考えます。青年会議所では、会員相互の情報や意見の交換、親睦の促進、JAYCEEとしての意識の高揚のために大切な場である例会や、より良い事業を目指して真剣に議論する理事会・委員会などがあります。それぞれの場においてお互いに切磋琢磨することで、我々が魅力あるJAYCEEとなり、魅力ある集団であればこそ、より良いJC運動に繋がると考えます。
また、青年会議所の2000年代運動指針の一部に「私たち青年会議所は、経済と経営に強い団体を目指すべきです。」とあります。一人ひとりが、魅力ある青年経済人を目指し自ら成長する強い精神も大切です。
我々会員は、地域に根づく運動を展開していく上で、地域社会や他の団体・市民から好意もって迎えられなければならないと考えます。その為にも、一人ひとりがJCの代表者であると自覚し言動・行動に気をつけなければなりません。
そして会員全てが、青年会議所の基本的理念やLOMの様々な事業の意義への共通認識を持ち、JCの魅力を地域の方々へ伝え、魅力ある人が集まり、更に我々の同志を増やすことで組織の強化へと繋げていきます。この地域には、まだまだ魅力ある人が沢山います。我々と同じようにこの故郷を愛する人たちと共に、この故郷の未来について語り合えるような機会をつくり、素晴らしい出会いを大切にしましょう。そしてその出会いがまた自分を大きく成長させてくれるのです。

近年、世界各地で起こっている様々な自然災害の原因の一つに地球温暖化問題が挙げられます。これは避けては通れない深刻な問題の一つですが、地球規模の問題のため、私たちにはどうしようも出来ないと諦めていませんか。我々の綱領に「社会的・国家的・国際的な責任を自覚し」とあります。私たちの地域で身近にやれることから始めることで、少しづつ問題解決へ向うと信じます。
そして私たちには、隣国の大韓民国に、36年姉妹関係を続けてきた同志の北釜山青年会議所があります。今日まで様々な困難な壁を乗り越え、今や我々の友情は、深い絆となっていると感じます。一度も途切れることなくこの友好関係を継続し築きあげてこられた諸先輩方に感謝致します。
しかし、現状に満足するのではなく、両LOMの関係が更に進化していくためにも、合同会議を充実させることが大切だと考えます。そして、いろいろな角度からお互いをもっと深く理解し更なる友好関係を築いていきます。

今年で6回目を迎えるJCまつりには、4年前より地域の方々にボランティアスタッフとして協力して頂いています。この地域を愛する方々と力を合わせて開催することで、我々JCと地域住民の交流を深め、この故郷の元気を多くの人に発信する良い機会となっています。
本年度は、このまつりを更に魅力あるまつりにするために地域の方々と共に創造できるような素晴らしいまつりへと発展させていきます。そのことで、この故郷の魅力を更に感じることになると考えます。

近年、国は三位一体改革を推進し、地方分権へと進み出しています。そのような中、自分たちの愛する故郷を「明るく豊かで魅力あるまち」にしていく為には、行政任せにせずに、我々住民が、自分たちの愛する故郷は、自分たちの手でつくるんだという気概を持って真剣に取り組むことが大切です。我々が一昨年より取り組んでいるローカル・マニフェスト型公開討論会は、住民の方々にそれぞれの政策をしっかりと理解してもらい、自分の愛する故郷のためにどの政策が適しているのかを判断し選んでもらえる機会となりました。しかし、それだけで終わることなく、決して「要求型民主主義」や「おまかせ民主主義」にならないように、評価・検証・修正・改善していく「マニフェストサイクル」の実施が重要となります。その住民主導のまちづくりが「明るく豊かで魅力あるまち」の実現に繋がり、様々な理由でこのまちを離れなければならなかった人たちが、終の棲家としてこの地に戻りたくなるようなまちになると考えます。そして、我々世代がこの愛する故郷をしっかりと次代を担う子どもたちへ渡していく為に「地域共育」運動に取り組んでいきます。
我々JCの行っている「まちづくり・ひとづくり」は、自己満足にならないように、この地域の方々に求められているものでなくてはなりません。その為には、我々の運動・活動の情報を広く発信し、この地域の方々と積極的に交流をすることで地域に求められているものは何かを素早く察知し、この地域に必要とされるJCを目指していきます。

自らが、もっと魅力ある人になりましょう。
魅力ある人とは、どんな困難にも屈せず常に夢に向っている人。
まわりの人に、思いやりの心と感謝を忘れない人。
明治維新の若者を育てた 吉田松陰の言葉に
「夢なくして計画なし、計画なくして行動なし、行動なくして実現なし」とあります。
先ずは、我々JAYCEEが夢を持ち、どんな困難にも屈せずその夢を追い続け、夢をつかめるような魅力ある人となりましょう。そんなJCであり続けましょう。
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